2017年8月 2日 (水)

Di700Aはホットシューの交換ができます

更新がしばらくぶりになってしまいました…毎回楽しみにされていた皆様すみません。

発売以来好評をいただいております、NAS(Nissin Air System)搭載・電波式ワイヤレス対応ストロボシリーズ。
特に、お手軽価格と大光量・5社マウント対応でオフカメラ撮影に最適な「Di700A」は、多くの方にご利用いただいております。

ところが、どんなに注意して使っていても、スタンドごとストロボが転倒してしまうことがあります。ライトスタンドにウェイトをかける・風の少ない場所で使うなど工夫は必要ですが、それでも倒れてしまうとストロボの固定部である「ホットシュー」が破損してしまうことがあります。

普通はこのシュー部分、メーカー預かり修理となりますが、弊社の一部機種だけはユーザー交換が可能なことをご存知でしょうか?
今日はこのシュー交換をご紹介したいと思います!!


【注意】
ホットシュー交換にはドライバーなどの工具が必要です。内部部品に触れる可能性があるため上級者向けの作業となります。またシューをユーザー交換されたことに起因する故障・不具合の保証はございません。
作業に関連しない内部部品やコードはいじらないようにしてください。
作業に不安がある場合は、弊社サービス宛にお送り頂く「通常修理」をお勧めいたします。

シュー部品のみを別マウント用のものに交換しても、対応カメラを変更することはできません。元のマウントと異なるシューへ交換された場合、オンカメラ撮影時はモードを問わず正常に動作しません。



【用意するもの】

・ストロボ本体
・交換用ホットシューパーツ (ニッシンデジタル・ダイレクト本店でお求め頂けます)
・精密プラスドライバー (サイズ:0番)

Img_6727 今回交換するストロボは「Di700A ソニー用」です。ツメが片方折れていますね…。
規格上、シュープレートが樹脂製となっていますので、強い衝撃を加えると破損しやすい部分でもあります。


1. 電池を抜き、シュー根元にある4本のねじを外します

Img_6724_2 精密プラスドライバーを使い、4本のねじを外します。外したねじは再利用しますので紛失しないよう注意してください。


2.シュー本体を引き出します

Img_6721

Img_6722_2 ねじが外れたら、シュー部品を持って引きあげます。コードがつながったままなので強く引っ張りすぎないよう注意してください。


3. シューコードを引き抜き、破損したシュー部品を取り外します

Img_6733

Img_6732 シュー部品のコードには向きがありますので、あとで向きを見間違えないようメモしておくことをお勧めします。


4. スペーサーがある場合はスペーサーを忘れずに

Img_6723 ソニー用・フォーサーズ用・富士フイルム用には、シュー部品と本体の間にスペーサーが挟まっています。
作業中にスペーサーは外しても構いませんが、組み立てるときには忘れずに装着してください。


5. 逆の手順で組み立てて完成!

Img_6719 すっかりキレイになおりました!!


ニッシンストロボのうち、Di700A・Di700と、Di600・Di622Mark2・Di622の5機種だけはユーザーによるシュー交換が可能ですので、腕に自信のある方・修理に時間をかけたくない方はこちらを参考にご自身で部品交換していただくのも良いかと思います!

なお、形状が同一のi40・i60A・Air1・Air10sは、一部仕様が異なるためユーザー交換はできません。またMG8000・Di866シリーズ・MF18等は、ユーザーにてシュー交換ができる設計になっておりませんので、絶対に分解はしないでください。

Img_6729 左:i40用ホットシュー  右:Di700A用ホットシュー


交換用ホットシュー部品は、各マウント用をニッシンデジタル・ダイレクト本店にてお取扱しております(1個1,500円・送料別)ので、ぜひともご活用いただければと思います!!

Di700A/700 共通ホットシューASSY (ニコン・キヤノン・フォーサーズ・富士)
Di700A ソニー用 ホットシューASSY
Di600/622MARK2/622 共通ホットシューASSY

(S)

2017年3月 6日 (月)

CP+2017にて登場「Air10s」をちょっとだけご紹介

前回更新からだいぶ時間が開いてしまいました…。

さて、今年も年に1度のカメラの祭典「CP+ 2017」が無事に閉幕いたしました。
弊社としては、もはや伝説的な耐久性を持つマシンガンストロボの後継機の開発発表と共に、本年4月より順次発売予定の新型コマンダー「Air10s」に注目が集まりました。

そこで、今回はCP+に行けなかったんだよなぁ…という方のために、このAir10sをご紹介いたします!

まずは外観から。

Img_9553

発光グループがA~Dまでの4つに増え、独立した操作ボタンがつきました。
操作パネルもi60Aと同様の、明るい環境でも見やすい方式になっています。

Img_9557

操作パネルを拡大してみます。

調光ステップは現行品「Air1」と異なり、TTLモード・マニュアル発光モードそれぞれで1/3EV刻みの制御が可能となります。より細かいステップで本格的な撮影にも対応できます!

※ストロボ側が1/3EVステップ調光に対応している必要があります。また現行機種ではファームウェアアップデート(弊社サービス扱い)が必要です。

Img_9560

ボタン・ダイヤル部です。

発光禁止・モード切替・モデリングボタンがそれぞれ独立していますので、より直感的な操作ができます。
ダイヤルはi60Aと同様の「十字キー+回転ダイヤル」方式で、ハイスピードシンクロ(FP発光)やズームの設定もこのダイヤルから行えます。

※モデリング機能は今後登場する製品に搭載される予定です。

Img_9562

側面には新たに、ユーザー自身がファームウェアを更新できるmicroSDカードスロットが付きました。32GBまでのカード(microSDHC)に対応しますので、お手持ちのカードを使って更新ができるようになります。

なお本体電源はAir1と同様、単4型電池2本となります。

Img_9565

マニュアル発光モード時の表示です。やはりi60Aと同様に見やすくなっています!


【その他の特徴】

・通信距離が30m→100mにアップ
・1台のストロボに複数台のAir10sをペアリングできる「オープンモード」
・TTLモードで発光した光量の値をマニュアル発光モードにコピーできる「TTLメモリー」機能

などなど、上位機種として様々な機能を盛り込みました!
その他の詳細はプレスリリースをぜひご覧くださいませ。

現在会社にあるものは試作機ですので正常に動作はしませんが、展示会やセミナー等で先行展示をすることもございます。
2017年4月、まずはソニー用から発売の予定ですので、ご期待くださいませ!!

※写真は試作機です。製品版とはデザイン・機能が変更されることがございますのでご了承ください。

(S)

2017年2月 8日 (水)

ストロボをカメラから離して使うには?オフカメラ撮影の方法

こんにちは!ちょっとお久しぶりのブログ更新です。

突然ですが、最近…

「ストロボをカメラから離してライティングしてみたい!
 でも、離すにはどうしたらいいの?何が必要なの?
 どうすればできるのかよくわからない…。」

お客様からそういったご相談を受けることが多いです。
どんな仕組みなのか、必要な機材はどんなものなのか…ちょっと複雑ですよね。
ということで、今回はストロボをカメラから離して使う方法や必要な機材について、ご紹介したいと思います! 

  

■ストロボをカメラから離してワイヤレス(無線)で使う方法

まず初めに、カメラから離してワイヤレスでストロボを使用する方法として、主に二つの方式があります。

1. 光学式
2. 電波式

それぞれにメリット・デメリットがあり、できることが違います。
どのような違いがあるのか、一つずつ説明していきたいと思います。
 

1. 光学式スレーブについて 

光を利用した方式です。その中でも主に2種類の方法があります。
まずは…よりお手軽に、少ない機材で使用できる方法からご紹介したいと思います。
  

1. 単純な光スレーブ
ストロボの発光をトリガーにし、離したストロボを同調発光させる方法です。
カメラの内臓ストロボ またはカメラに取り付けた外付けストロボ を発光させ、スレーブ機能のあるストロボを同時に発光させます。
     
・ニッシンのストロボを使う場合
ニッシンのストロボはMF18以外の現行機種全てにスレーブモードが搭載されています。
離したストロボのモードをSDモードまたはSFモードにし、光量は離したストロボ側でマニュアル設定します。
カメラ側のストロボがTTL発光の場合SDモードマニュアル発光の場合SFモードを使用します。
モードの組み合わせが合っていないと同調のタイミングがずれてしまいますので、ご注意ください。

Dscf0470_2カメラの内蔵ストロボ + 光スレーブ設定の i40

Dscf0477カメラに外付けストロボ i40 + 光スレーブ設定の i60A  

・注意点
ストロボ前面の受光部が光を感知しますので、受光部に光が届かないとストロボが同調しません。
障害物で遮られる、距離が遠すぎるなどの理由で受光部に光が届かないことがあります。
晴天の屋外など、周りが明るい環境だと反応しづらいです。
単純な同調ですので、HSS(ハイスピードシンクロ)などのTTL信号を利用する機能は使用できません。
カメラ側のストロボを直接被写体向きに発光させた場合、光量や露出設定によっては直射光の影響が出ます。
    
・利点
比較的少ない機材でワイヤレス発光ができます!
  
 
2. 赤外線式スレーブ(ワイヤレスTTLリモート)
赤外線で指示を出し、離したストロボを発光させる方法です。
ワイヤレスTTLリモートのマスター機能がある内臓ストロボ か 外付けストロボ、またはコマンダー(トランスミッター/送信機)を使用します。
    
・ニッシンのストロボを使う場合
ニッシンのストロボはMF18以外の現行機種全てにワイヤレスTTLスレーブ機能が搭載されています。
ワイヤレスTTLリモートのマスター機能が搭載されている現行機種は、Di866MARKⅡMF18の2機種です。
離したストロボは、ワイヤレスTTLスレーブモードに設定します。光量はマスター側から設定できます。 

Dscf0483カメラにマスター機能付きストロボ Di866MARKⅡ + ワイヤレスTTLスレーブモード i60A

・注意点
単純な光スレーブと同様に、ストロボ前面の受光部が赤外線を感知しますので、受光部にマスター側からの赤外線が届かないとストロボが同調しません。
   
・利点
離したストロボの光量設定がマスター側からでき、TTL自動調光HSSなどTTL信号を利用した機能が使用できます。
 
  

2. 電波式スレーブについて 

次に、電波式スレーブについてご説明します。
その名の通り、電波を利用した方式です。
電波で指示を出し、離したストロボを発光させます。
電波式ワイヤレスコマンダー(トランスミッター/送信機)をカメラに取り付け、使用します。

・ニッシンのストロボを使う場合
ニッシン独自の電波式ワイヤレスTTLシステム「NAS」搭載機種で使用できます。
カメラにコマンダーAir1を取り付け、レシーバー内蔵ストロボまたはストロボに取り付けたレシーバーをペアリングして使用します。
 

Dscf0476カメラにコマンダーAir1 + Di700A(レシーバー内臓)

Dscf0467カメラにコマンダーAir1 + AirR(レシーバー)i40 

・注意点
2.4GHz帯の電波が混雑していると、通信が上手くいかないことがあります。その場合、チャンネルを変えることで改善されることがあります。
電波式ワイヤレスシステムは各社で異なる方式を使用していますので、他社製品との電波信号互換性はありません。
  
・利点
晴天の屋外や物陰など、光学式だと反応しない状況でも電波が届く限り発光します。
光学式よりも自由にストロボが設置でき、発光も確実です。

 
  

■まとめ

これからワイヤレスでのライティング撮影を始めたいという方には、「Di700A / Air1」のセットがおすすめです!

Di700a_air1「Di700A / Air1」 製品概要

シンプルな操作性で、初めての方にも電波式ワイヤレス撮影が簡単に楽しめます。
コマンダーAir1からストロボの光量設定照射角の設定ができ、とても便利です!
A/B/C 3グループまで別々に光量設定できるため、多灯ライティング撮影にももってこいです。  

既に持っている純正ストロボや、レシーバーの内臓されていないストロボを電波式ワイヤレスシステムに組み込みたい方は、「コマンダーAir1」「レシーバー AirR」の組み合わせで使用可能になります。

Air_fr_l「レシーバーAirR」製品概要

ニッシンストロボの電波式ワイヤレスシステムで、オフカメラ撮影を楽しんでいただけたらとても嬉しいです!

  
      

■オフカメラライティング入門者向けマンガ 公開中!

__l「ストロボをオフカメラするときれいに撮れる!?」公開ページはこちら!

現在ニッシンデジタルWEBサイト上で、オフカメラライティング入門者向け漫画
ストロボをオフカメラするときれいに撮れる!?」を公開中です。
これからオフカメラ撮影に挑戦してみたい方は、是非チェックしてみてください!
  
こちらの冊子は高円寺本社ロビーや、ニッシン製品販売店にて配布しております。
機会がありましたら是非お手に取ってご覧くださいませ。
  

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Strobe_kouza_bannerワークショップ・イベント情報はこちら!

ニッシンジャパンはストロボの使い方を学べる講座・イベントを各地で開催しております。
ポートレート撮影だけでなく、物撮り、コスプレ撮影、ドール撮影等…様々なジャンルのワークショップを開催中ですので、ご自分の興味のある内容を学べます。
ワークショップはストロボを持ってなくても参加OKです!
ニッシンのストロボをお貸出しいたしますので、「購入前に一度使ってみたい」という方にもおすすめです。

皆様のご参加をお待ちしております!
  

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