« GARY FONG「Origami」取扱開始しました | メイン | ホットシューの話(その2) »

2013年3月11日 (月)

ホットシューの話

クリップオンストロボを装着する時、みなさんが当たり前のように使用している「ホットシュー」

元々はアクセサリシュー(端子はない)として定義され、露出計・外付ファインダー・水準器などを装着して使用していましたが、のちに外部ストロボの連動用に信号ピンが中央(下写真の赤丸部)に1つ追加されて、「JIS B7101」として日本工業規格にも登録されて現在に至ります。

Img_8581s2

これはニコンのカメラですが、中央に大きな接点が1つ、周囲に小さな接点が合計3つついています。
ホットシューの形状と赤丸の中央の接点は「規格で決まっている」ので、実はどのメーカーのカメラでも全く同一なのです。

周囲にある小さな接点は、TTL信号やズームなど、より高度な調光をするための信号端子で、これは各メーカーで信号内容・端子位置と数が異なってくるので互換性がありません。

つまり、ニコンのカメラにキヤノン用のストロボを装着した場合、TTLオートでは動かないが「マニュアルか外部オートモードなら動作する」ということなのです!
個々に検証はとってはいませんが、規格物なので動作するはず…となります。

一方、こんなカメラもあります。
Img_8583s
オートフォーカス世代のミノルタ製カメラや、現在のソニー製一眼カメラで採用している独自形状のシューです。

こちらは規格物ではありませんから、そのままでは汎用品が装着できません。
市販の変換アダプタを併用すれば、一般的なJIS規格の形状↓へ変換も可能です。
Img_8584s
これで一般的な形状になりましたので、理論上は使用できるはず。

ただし、ソニーに限らず注意しなければならないのは、特にマニュアルフォーカス時代の古いストロボにはこの接点に非常に高い電圧がかかっているものがあるため、現代のデジタル一眼に装着すると故障させてしまうものがある点です。
また、全ての組み合わせで動作を保証している訳ではありませんから、動作しない(発光しない)可能性も十分にあります。

ソニーの場合は、純正で高電圧から保護する機構を持った変換アダプタが発売されていますので、そちらを併用したほうが安心でしょう。

フォトアルバム

アクセスランキング

ブログ内検索

他のアカウント

Twitter