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2013年6月28日 (金)

ちょっとストロボの話から外れますが

先日、弊社オフィス併設のセルフスタジオとセミナールームの蛍光灯を交換しました!という話をTwitterなどで掲載したのですが、弊社内でも「それって本当に大事なの?違うの?」なんて声が少なからずあったりしました。

みなさまの中でも「蛍光灯の色なんてそんなに影響ないだろ」と思っている方、案外多かったりしませんでしょうか?
そこで今日は実際に見え方の比較をしたいと思います。

まず、色には「色温度」というものがあります。カメラのホワイトバランス設定でもおなじみです。
通常太陽光やストロボ光は、だいたい5500K前後となっています。夕方で赤い光の状態を「色温度が低い」、曇天で青みがかっている状態を「色温度が高い」と言います。
一般的に蛍光灯には「昼光色(6500K)」「昼白色(5000K)」「電球色(3000K)」の3色があります。オフィス用では安価な「白色(4200K)」というものもあったりします。

撮影やプリントしたものを正確に見るためには、最も太陽光に近い昼白色くらいがちょうどいいという事になりますね。


ここで、もしかしたら疑問に思った方もいるでしょう。
「色温度の違いだったら、撮影時にホワイトバランスとればいいじゃない」と。

確かにそれもそうなのですが、人工光源にはもう一つ「演色性」という要素がありまして、基準光(ふつうは太陽光)と測定する光源が、同じ色見本を使用した時にどのくらい正確に色を再現しているかを数値化したもので、通常はRaという単位で表され、Ra100が最高値となります。

じゃあ、実際はどう違うかと言いますと・・・

Ra74_3 Ra74の一般的な蛍光灯で撮影
(パナソニック FLR40S・D/M-X・36)

Ra99_5Ra99・高演色型の蛍光灯で撮影
(三菱OSRAM FLR40S・N-EDL/M・NUK)


この2枚は同じカメラを使用して、同じグレーカードで蛍光灯下でホワイトバランスを合わせてから撮影したものです。
(SILKYPIXさんのカタログを拝借しました。いつもお世話になっております。)

特に赤・紫色の鮮鋭度がまるで違うのがおわかりでしょうか。

このように、正しい色を再現するためには、正しい発色性のある光源で撮影・比較することがとても大事なのです。

ストロボは太陽光に近い色温度と演色性を持っていますので、蛍光灯のように気を使うことなく撮影することができますが、定常光と組み合わせて撮影する場合には十分注意する必要があります。

撮影時だけでなく、日頃の環境光にもちょっと気をつかってみてはいかがでしょうか?

2013年6月13日 (木)

いよいよ梅雨です

関東地方では昨日・今日と雨模様となりまして、ようやく梅雨時期らしい天気になってきました。
雨は降らないと困るけど、降られると嫌だというのは誰しも共通でしょうか。

こんな湿度の多い梅雨時期は、カメラ機材にとっても過酷な季節です。
湿度の多い環境(&高温の場所)に置いておくと、カメラレンズ内部にカビが発生したり、本体のゴムパーツが劣化したりする可能性があります。
その前に電子機器全般(もちろんストロボもです)は、高温多湿には弱いので、保管環境をしっかりしておかないと大切な機材をダメにしてしまうことすらあります。

理想は専用の防湿庫ですが、密閉できるケースなどに乾燥剤・防カビ剤を入れて保管しておくのもいい方法です。あと、よく機材を使ってあげることも大事なんですよ。
絶対に「カメラバッグにしまい込んで、押し入れに押し込んで・・・」なんてのはやってはいけません。

アジサイの季節ですから、雨の中ストロボを使って・・・なんて工夫した写真もいいかもしれませんね。

2013年6月12日 (水)

まだちょっと先ですが・・・

はい、今週、みなさま待望の「アレ」の量産試作機が届いております。

まだ最終的な仕様が決まっておりませんので何も発表できませんが、かなり完成系に近づいてきている感じいい仕上がりです。
もうちょっと最終調整をして・・・公式に発表できるまで今しばらくお待ちください。

(なお、公式発表されている情報以外は現状お答えできまえんのでご了承下さい)

2013年6月10日 (月)

MG8000の色温度とフィルタ

随分と久々の更新になってしまい、申し訳ありません。
なんと6月第1回目の更新…努力します。

さて今日は「MG8000の色温度」についてです。

弊社ストロボは全製品、5600Kを基準として製造しております。ただ、現実としては新品時には若干色温度が高く(青白い)、使用するにつれて安定し、使い込みすぎると色温度が低く(赤く)なってくる傾向にあります。
また、発光量によっても色温度が若干変化するのも事実です。ただし基本的には通常撮影で支障のない範囲にはなっておりますので、安心してご使用下さい。

ところが、弊社MG8000(マシンガンストロボ)は、発光管を従来とは全く異なる素材(クオーツ・石英)を使用した関係もあり、従来機種よりも若干色温度が高めに出る傾向があるようです。
そして発光管の耐久性もとても高いので、なかなか色温度が落ちてこない、とも言われることがしばしば…。
通常撮影では気にならなくとも、多灯ライティングなどで複数台のストロボを組み合わせた際の色温度の違いは、かなり面倒になってきます。

苦肉の策ではありませんが、「色温度変換フィルタ」を併用してみるのもひとつだと思います。
以下のサンプルはすべて同じ条件で撮影したものですので、何かの参考になればと思います。

【撮影データ】
Nikon D300、WB:太陽光、1/60・F5.6、TTLオート

Sdsc_2376
Nissin Di866 MARK2(新品)

Sdsc_2377
Nissin MG8000(弊社スタジオ備品・フィルタなし)

Sdsc_2378
Nissin MG8000+フジフィルム LBA1

Sdsc_2379
Nissin MG8000+フジフィルム LBA2

いかがでしょうか。
弊社オフィスにはカラーチャートもカラーメーターもありませんので、具体的な数値や絶対値で表示することができませんが、微妙な違いが分かっていただければと思います。

今回使用したフィルタは、写真用品店などで入手しやすい、フジフィルム製のCCフィルタ(色温度変換フィルタ)を使用しています。
純正ストロボと混用する場合は、LBA2くらいのフィルタが良いように思いますが、状況に応じてもう少し濃い色のフィルタ(LBA3など)にしても良いのかもしれません。

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