クリップオンストロボ用アクセサリー Feed

2016年7月22日 (金)

夜景シンクロ撮影は難しい?

日中シンクロの記事はたびたびSNSでも繰り返しご紹介しているのですが、夜景シンクロの記事をずーっとアップしていなかったことに気づき、急遽更新することとなりました(汗

※撮影が冬場だったのでモデルさんが厚着しているのはご勘弁ください…


まず、日中シンクロと基本的な考え方は同じなのですが、露出を決める順序として

1.背景(自然光部分)の露出を決めてから
2.ストロボの置く位置を調整して
3.ストロボのパワーを決める

という3段階に分けると、大変理解がしやすいかと思います。

また暗い場所での撮影ですので、必然的にISO感度を高くして手持ちでブレない範囲で撮影するか、ISO感度を低く撮影したい場合は三脚を使って固定した上で撮影する、となります。
前者の場合はカメラの性能と自分がどこまで高感度のノイズを許容できるかを把握しておく必要があり、後者の場合は荷物が増えるという最大の欠点があります。


では撮影してみましょう!

撮影する際に、画作りを決める要素として「絞り」を優先することが多いと思います。
モデルさんの明るさは気にせず、ストロボをオフにして、絞り優先オートで露出補正をしながら、背景の夜景がきれいに写るよう調整をします。

今回は条件として「手持ち・50mm F1.4の単焦点レンズ」を使用しています。

1dx_98161/100 F2.8 ISO400 絞り優先オート

背景がまずまずの明るさになりました。

そうしたらここで、先ほどの撮影データをそのままマニュアルモードへコピーします!(ここ重要)
この場合は絞り優先オートで出た「1/100 F2.8 ISO400」という数値をそのまま設定します。こうすることで意図しない露出のブレを防ぐことができます。

次にストロボを適当な位置にスタンド立てで置き、スイッチを入れます。モデルとストロボの距離は変化が起こらないので、調整は意図しない光量のブレを防ぐため、TTLオートではなくマニュアル発光モードにするのが良いでしょう。

1dx_9817_2 1/100 F2.8 ISO400 マニュアルモード
Di700A+Air1・フラッシュベンダーXL使用(光量1/16)

適当な位置で適当な光量で焚きました。ちょっとライトが正面すぎる(この写真は正面30度くらい)のと、モデルさんがまだ暗いですね。ということでライトの位置と光量を調整します。

1dx_9818 1/100 F2.8 ISO400 マニュアルモード
Di700A+Air1・フラッシュベンダーXL使用(光量1/8)

ライトの位置をもう少しサイド(45度くらい)に移動し、光量を少し強くしました。これでちょうど良くなりましたね!

このように、夜景ポートレート撮影をする際には「背景の明るさを最初に決め、そのあとにストロボのパワーを調整する」という、2枚のレイヤーを重ねたような考え方をして、順番に整理しながら調整するとうまくいきます。

オート任せでも撮れなくはないのですが、自分の意図を反映させて撮ることはなかなか難しいです。かといって一気に背景とストロボとを考えると混乱しがちです。
焦らずに、ワンステップずつ調整していくことが大事です。ぜひみなさまもトライしてみてくださいませ!

1dx_9899 1/50 F2.0 ISO1600
Di700A(2台)+Air1・RoundFlash RING+RUGUEカラーフィルタ使用

(S)

2016年1月25日 (月)

アンブレラホルダの話(続編!)

今回は2014年9月のブログ記事の続編、アンブレラホルダの話です!

【前回記事はこちら】
アンブレラホルダの話 (2014年9月11日)

前回記事で紹介した、写真電気工業様の「SD HOLDER」は弊社スタジオやワークショップなどでも大活躍をしておりますが、これの新しいバージョンが出ていたのはご存知でしょうか?それはズバリ…!

「2灯用」

そう、2灯のストロボがいっぺんに装着できるシロモノです!!
今回は写真電気工業様のご厚意により、実物が弊社に届きましたのでさっそく試してみました。

Dsc_0087_2 かなり傷んでいますが、右が従来から使用していた1灯用の「SD HOLDER(J型)」
そして今回やってきたのが、左側にある2灯用の「SD HOLDER(T型)」です!!

※弊社にて使用している1灯用のSD HOLDERは初期型製品で、現行のJ型とは仕様が若干異なります

Dsc_0089_3 こちらが弊社で従来使用していた、1灯用のSD HOLDERの使用時の様子です。
アンブレラの軸が、ストロボのヘッドのすぐ脇に来るため光軸がアンブレラの芯に近くなり、ムラなく照射することができますね。

そして今回の2灯用を試します…

Dsc_0090 じゃーん!2灯横並びです!光量も倍増!!

Dsc_0091 パワーパックコードも干渉しませんので安心!

Dsc_0095 底面には三脚用の小ネジ(UNC1/4)が埋め込んでありますが、コインなどで外せば大ネジ(UNC3/8)にも対応するそうです。

Dsc_0094 ホルダー単体では角度調整ができませんので、パンヘッドや自由雲台など角度調整できるものを介してスタンドに装着します。


この「SD HOLDER(T型)」は、お値段7,400円とちょっと高価ではありますが、アルミ製で軽く非常に丁寧なつくりになっているので、安心して・長く使えるものだと思います。
もちろんスタジオ備品としても置いてありますので、ご自由にお使い頂くことができます。

写真電気工業様のホームページから購入できますので

「アンブレラを使う時に軸がセンターに来ないのが気になって…」
「大きなアンブレラなのでクリップオンストロボ2灯使いたいんだけど…」

という方には良い選択肢のひとつになるかと思います!


【写真電気工業 ホームページ (トップ)】
http://www.net-sd.co.jp/index.html

(S)

2015年1月20日 (火)

i40に合う携帯型ディフューザー

i40、弊社の予想以上の売れゆきで、多くの方にご利用頂きありがたい限りです。
しかし、i40ならではの問題も時々発生。それは…

「ヘッドが小さすぎて市販のディフューザーが装着できない

ということ。

そこで今日は弊社備品に装着してみたものをご紹介します。


(1)ROGUE フラッシュベンダー
[販売元:イメージビジョン株式会社]

もうおなじみ、ROGUE社の携帯型ディフューザー「フラッシュベンダー」。
サイズはS / M / L / XLと4種類ありますので、試してみます。

XL→大きすぎて緩く固定できない。
L→やはり大きすぎ・重すぎて固定が難しい。
M→ちょっとバンドが緩めだけど問題なし!
S→もちろん問題なしだけど、小さすぎて効果はどうなの?

ということで、Mサイズを装着してみました。

Rogue_lROGUEフラッシュベンダーM+ディフューザー(ディフューズパネル)M

さすがにLサイズよりは小さいですが、光源の面積は数倍になるので、イベントホールなどで天井バウンスができず直射する場合でも自然な明かりになるでしょう。


そしてもうひとつ、ユーザーが多いと思われるもの、それは…

(2)GamiLight
[販売元:株式会社オリエンタルホビー]

「折り紙」の「がみ」から名前を取ったと言われ、使わない時には非常にコンパクトに(薄く)畳めるのが特徴です。
ストロボにはめ込む「マウント」はS / Lの2種類がありますが、Sサイズを試しました。

Gamilight マウント(S)+イベントプロ

Lは大きすぎて固定できませんが、Sならなんとか大丈夫です。しかしかなり緩いので、テープで固定するか、マウント内側の固定スポンジを嵩増ししないと、ひょんな衝撃で外れそうです。


いずれも市販品ですので、大型カメラ系量販店やネットショップで簡単に入手ができます。
ライトアクセサリは、目的に適したものを選び、正しい使い方をしてこそ本来の性能が発揮できますので、ぜひi40と併せていろいろお試し頂ければと思います。

(S)

2014年12月20日 (土)

【セミナーレポート】ポートレートワークショップ中級編 12/6開催(その2)

12月6日開催のニッシンデジタル・ワークショップ ストロボワークショップ中級編のもう半分、カフェスタジオでの様子をお届けします。

今回お借りしましたのは、高円寺北にある「Livingood」さんです。

Dsc03001

前半は吉澤士郎先生による講座です。
Cactus V6とROGUEフラッシュベンダー、ROGUEグリッド等を組み合わせ、オフカメラ2〜3灯での様々なライティングを試します。

Dsc03010

モデルは高宮葵さんです。

Dsc03016

背景に外光が入っている状況では、背景と屋内の人物の光量バランスをとるのがポイント。
今回は中級編ということで、先生のお手本の後は生徒さん自らがセッティングを組んでいき、先生がアドバイスをする形で講座は進んでいきました。外光とのバランスの取り方が少々難しく、悪戦苦闘されている参加者さんもチラホラ…。スタジオとはまた違ったコツが要ります。

撮影が終わったら、弊社セミナールームに戻って、講評とRAW現像→プリントを行います。

Dsc03027

吉澤先生は簡潔で的確なアドバイスでどんどん進めていきます。

Dsc03031

今回プリンタはCanon PIXUS PRO-100を使用しています。

 
 
後半は山田愼二先生がカフェスタジオを担当しました。

Dsc03038

山田先生クラスでは、山田先生が基本となるライティングを組み、生徒さんが調整を加えながら撮影していきます。ワークショップ常連の上級者さんは、自分の機材を使ってそれぞれご自身でライティングを組んで撮影していました。頼もしいです!

前半はいいお天気だったのですが、後半はあいにくの曇り空で室内にあまり外光が入ってこない状況に…。ということで、テラスに出て撮影することになりました。モデルさんの冬の装いも季節感があっていいですね。

Dsc03041

「山田愼二流ライティング」の特徴は「簡単に真似ができないところ」にあります。
でも決して生徒さんに分からないような難しいことをやっているわけではありません。ポイントを押さえれば何を重視してライティングを作っているのか、きっとわかるはずです。

Dsc03054

前半と同じく、Cactus V6とROGUEフラッシュベンダーにMG8000を組み合わせて使用しています。
あれ?このモデルはうちのスタッフ…?
ライティングテストでのモデルにかり出されたようです(笑)

Dsc03080

セミナールームに戻ってからは、前半と同じく講評・RAW現像・プリントまで行います。
現像での人肌の出し方など、長年ポートレート撮影をしてきた山田先生の納得のアドバイスに皆様興味津々です。

Dsc03092

キヤノンユーザーの方はDPPを、それ以外の方はPhotoshop CCを使ってプリントをします。

Dsc03099

生徒さんの写真を張り出し、最後は写真展みたいになっていました(笑)
トリミング有・無を2枚プリントして並べることにより、画の違いが比較できてとても分かりやすいですね。

 

ニッシンデジタル・ワークショップは、低価格で分かりやすい内容が好評を頂いております。
今回は中級編ですが、入門編・初級編もご用意しておりますので、初心者の方・ストロボを持っていない方でも気軽にご参加頂けます!

ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。

 

受講生の方の作品

1r2a2598撮影:虎穴さん

1r2a2594撮影:虎穴さん

 
モデル:高宮葵さん

2014年12月 8日 (月)

【セミナーレポート】ポートレートワークショップ中級編 12/6開催(その1)

12月6日(土)、ニッシンジャパン内スタジオにてポートレートストロボワークショップを開催しました。

講師には毎回おなじみの、EOS学園の講師もつとめられ、愛ある厳しさが人気の山田愼ニ先生と、わかりやすく丁寧な解説に定評のある職人プロカメラマン吉澤士郎先生のお2人。

今回は中級編ということで、スタジオ編ではMF18(マクロリングライト)や各種アクセサリを使用、そしてスタジオ内だけでなくカフェスタジオを使った講座も開催しました。

まずはスタジオ編の様子からご紹介致します。


【第1部・山田愼二先生によるリングストロボ講座】

マクロ撮影だけでなく実はファッション写真など、ポートレート分野でも活用できるリングライト。
山田先生による「MF18マクロリングライト」をはじめとして、リング状発光部になるクリップオンストロボ用アクセサリを使用し、さまざまなライティングで撮影しました。

まずはMF18をカメラとレンズに装着して撮影開始です。

7d2_7886

次にリング部分を外して、簡易オフカメラストロボとして撮影しました。

7d2_78427d2_7847 天井バウンスや…

7d2_7848 左壁バウンス(今回は白カポック使用)を試しました。



最後に、山田先生ご自身の機材として、クリップオンストロボに装着するタイプのリング型ディフューザー2種を使いオフカメラで撮影。

7d2_7864 山田先生がまずはお手本として撮影。

7d2_7872

最後に、講評とプリントまで仕上げました。
RAW現像ソフトを使用し、山田先生からのアドバイスと共にプリントをします。

7d2_7891_2




【第2部・吉澤士郎先生によるスタジオライティング講座】

吉澤先生の講座では、さまざまなアクセサリを使用して光と影の出方の違いを比較しました。

7d2_7901

参加者の撮影時間では、スレーブ発光としたオフカメラストロボを発光させるため、トリガーとして弊社最新「i40」をマニュアル発光で使用しました。

7d2_7908_2

証明写真の撮影に使えるセッティングをやってみよう、という実験。

7d2_7920 使ったのはホームセンター等で売っている「プラ段」の白いもの。

7d2_7922 これを下からのレフ板として活用します。

7d2_7924_2 「アゴの下の影の出方はこれだけ変わるんですよ~」と吉澤先生。

またセッティングを変えて続きます。

7d2_7952 こちらはオンカメラフラッシュ+ROGUEフラッシュベンダー(L)で撮影。

150cmアンブレラを使用して、光のまわり方比較もしました。

7d2_7981 MG8000で照射角24mmに設定したとき。

7d2_7982 設定は変えずにディフューズキャップを装着。これだけまわり方と光量が変わるんですね。

最後に、参加者からの希望でこんなライティングを。

7d2_7969 下からソフトボックス(auroraライトバンクジャパン ファイヤーフライ65)を使用して、プラ段の透過光を利用しています。

7d2_7977 オマケのはずが皆さん真剣そのもの。

7d2_7994

最後にはRAW現像とプリントまでを仕上げました。


スタジオ編も毎回変化に富んだ内容でお送りしておりますので、ご満足頂けたかと思っております。



【参加者の方の作品】

●第1部

Koanasama 撮影:虎穴様

Okawasama 撮影:大川様

Hasegawasama 撮影:長谷川様

Kinoshitasama 撮影:木下様

●第2部

D4s_3307 撮影:吉澤先生

Watabesama撮影:渡部様

Iyodasama撮影:伊与田様

Fujimotosama 撮影:藤本様

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