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2017年2月 8日 (水)

ストロボをカメラから離して使うには?オフカメラ撮影の方法

こんにちは!ちょっとお久しぶりのブログ更新です。

突然ですが、最近…

「ストロボをカメラから離してライティングしてみたい!
 でも、離すにはどうしたらいいの?何が必要なの?
 どうすればできるのかよくわからない…。」

お客様からそういったご相談を受けることが多いです。
どんな仕組みなのか、必要な機材はどんなものなのか…ちょっと複雑ですよね。
ということで、今回はストロボをカメラから離して使う方法や必要な機材について、ご紹介したいと思います! 

  

■ストロボをカメラから離してワイヤレス(無線)で使う方法

まず初めに、カメラから離してワイヤレスでストロボを使用する方法として、主に二つの方式があります。

1. 光学式
2. 電波式

それぞれにメリット・デメリットがあり、できることが違います。
どのような違いがあるのか、一つずつ説明していきたいと思います。
 

1. 光学式スレーブについて 

光を利用した方式です。その中でも主に2種類の方法があります。
まずは…よりお手軽に、少ない機材で使用できる方法からご紹介したいと思います。
  

1. 単純な光スレーブ
ストロボの発光をトリガーにし、離したストロボを同調発光させる方法です。
カメラの内臓ストロボ またはカメラに取り付けた外付けストロボ を発光させ、スレーブ機能のあるストロボを同時に発光させます。
     
・ニッシンのストロボを使う場合
ニッシンのストロボはMF18以外の現行機種全てにスレーブモードが搭載されています。
離したストロボのモードをSDモードまたはSFモードにし、光量は離したストロボ側でマニュアル設定します。
カメラ側のストロボがTTL発光の場合SDモードマニュアル発光の場合SFモードを使用します。
モードの組み合わせが合っていないと同調のタイミングがずれてしまいますので、ご注意ください。

Dscf0470_2カメラの内蔵ストロボ + 光スレーブ設定の i40

Dscf0477カメラに外付けストロボ i40 + 光スレーブ設定の i60A  

・注意点
ストロボ前面の受光部が光を感知しますので、受光部に光が届かないとストロボが同調しません。
障害物で遮られる、距離が遠すぎるなどの理由で受光部に光が届かないことがあります。
晴天の屋外など、周りが明るい環境だと反応しづらいです。
単純な同調ですので、HSS(ハイスピードシンクロ)などのTTL信号を利用する機能は使用できません。
カメラ側のストロボを直接被写体向きに発光させた場合、光量や露出設定によっては直射光の影響が出ます。
    
・利点
比較的少ない機材でワイヤレス発光ができます!
  
 
2. 赤外線式スレーブ(ワイヤレスTTLリモート)
赤外線で指示を出し、離したストロボを発光させる方法です。
ワイヤレスTTLリモートのマスター機能がある内臓ストロボ か 外付けストロボ、またはコマンダー(トランスミッター/送信機)を使用します。
    
・ニッシンのストロボを使う場合
ニッシンのストロボはMF18以外の現行機種全てにワイヤレスTTLスレーブ機能が搭載されています。
ワイヤレスTTLリモートのマスター機能が搭載されている現行機種は、Di866MARKⅡMF18の2機種です。
離したストロボは、ワイヤレスTTLスレーブモードに設定します。光量はマスター側から設定できます。 

Dscf0483カメラにマスター機能付きストロボ Di866MARKⅡ + ワイヤレスTTLスレーブモード i60A

・注意点
単純な光スレーブと同様に、ストロボ前面の受光部が赤外線を感知しますので、受光部にマスター側からの赤外線が届かないとストロボが同調しません。
   
・利点
離したストロボの光量設定がマスター側からでき、TTL自動調光HSSなどTTL信号を利用した機能が使用できます。
 
  

2. 電波式スレーブについて 

次に、電波式スレーブについてご説明します。
その名の通り、電波を利用した方式です。
電波で指示を出し、離したストロボを発光させます。
電波式ワイヤレスコマンダー(トランスミッター/送信機)をカメラに取り付け、使用します。

・ニッシンのストロボを使う場合
ニッシン独自の電波式ワイヤレスTTLシステム「NAS」搭載機種で使用できます。
カメラにコマンダーAir1を取り付け、レシーバー内蔵ストロボまたはストロボに取り付けたレシーバーをペアリングして使用します。
 

Dscf0476カメラにコマンダーAir1 + Di700A(レシーバー内臓)

Dscf0467カメラにコマンダーAir1 + AirR(レシーバー)i40 

・注意点
2.4GHz帯の電波が混雑していると、通信が上手くいかないことがあります。その場合、チャンネルを変えることで改善されることがあります。
電波式ワイヤレスシステムは各社で異なる方式を使用していますので、他社製品との電波信号互換性はありません。
  
・利点
晴天の屋外や物陰など、光学式だと反応しない状況でも電波が届く限り発光します。
光学式よりも自由にストロボが設置でき、発光も確実です。

 
  

■まとめ

これからワイヤレスでのライティング撮影を始めたいという方には、「Di700A / Air1」のセットがおすすめです!

Di700a_air1「Di700A / Air1」 製品概要

シンプルな操作性で、初めての方にも電波式ワイヤレス撮影が簡単に楽しめます。
コマンダーAir1からストロボの光量設定照射角の設定ができ、とても便利です!
A/B/C 3グループまで別々に光量設定できるため、多灯ライティング撮影にももってこいです。  

既に持っている純正ストロボや、レシーバーの内臓されていないストロボを電波式ワイヤレスシステムに組み込みたい方は、「コマンダーAir1」「レシーバー AirR」の組み合わせで使用可能になります。

Air_fr_l「レシーバーAirR」製品概要

ニッシンストロボの電波式ワイヤレスシステムで、オフカメラ撮影を楽しんでいただけたらとても嬉しいです!

  
      

■オフカメラライティング入門者向けマンガ 公開中!

__l「ストロボをオフカメラするときれいに撮れる!?」公開ページはこちら!

現在ニッシンデジタルWEBサイト上で、オフカメラライティング入門者向け漫画
ストロボをオフカメラするときれいに撮れる!?」を公開中です。
これからオフカメラ撮影に挑戦してみたい方は、是非チェックしてみてください!
  
こちらの冊子は高円寺本社ロビーや、ニッシン製品販売店にて配布しております。
機会がありましたら是非お手に取ってご覧くださいませ。
  

■ストロボ講座・イベントを開催しています!

Strobe_kouza_bannerワークショップ・イベント情報はこちら!

ニッシンジャパンはストロボの使い方を学べる講座・イベントを各地で開催しております。
ポートレート撮影だけでなく、物撮り、コスプレ撮影、ドール撮影等…様々なジャンルのワークショップを開催中ですので、ご自分の興味のある内容を学べます。
ワークショップはストロボを持ってなくても参加OKです!
ニッシンのストロボをお貸出しいたしますので、「購入前に一度使ってみたい」という方にもおすすめです。

皆様のご参加をお待ちしております!
  

(A)

2016年12月 4日 (日)

i60A、ニコン用・キヤノン用はまもなくです

お久しぶりになってしまいました。

いよいよ待望の「Di700A」そして「Air1」のフォーサーズ用・富士フイルム用が発売開始となり、当初予定していた製品はすべて出揃ったことになります。

メイン機としてフルサイズ一眼を、サブ機としてミラーレス機を所有する方は年々増加する一方で、その反面メーカー違いだとストロボが共用できないんだよな…というお声は多かったのですが、Air1から制御するDi700Aは何用でも連動しますので機材共用が可能となり、おかげさまで大変好評を頂いております!

…ちょっと待って!まだ出ていないものがあるよ!

そうです、i60Aは現在「ソニー用」「フォーサーズ用」「富士フイルム用」が発売中ですが、肝心のニコン・キヤノン用は…??
ご心配なく。先日弊社に試作機が届きまして、最終調整を行っているところですので、もう少しでお手元にお届けできそうな感じです。

そんなi60Aのニコン用・キヤノン用をいち早く、今日はちょっとだけご紹介します。

Img_0308 おなじみの箱です。ラベルがニコン用・キヤノン用ですね。

ではキヤノン用を開けて、カメラに装着してみましょう!

Img_0286_3 i60AをCanon EOS-1DXに装着してみました。

i40だと大柄な一眼レフボディに装着した際、ちょっとかわいすぎる感じがありましたが、i60Aだとコンパクトながらバランスよくまとまりますね。

Img_0299_3 サイドビューです。

ズーム照射角が200mmまである関係でヘッドが長いため、背が低いボディでもレンズフードによるケラレは意外に発生しにくいようです。
(本機のヘッドにロック機構はありません)

Img_0293_3 前面部のアップです。

i40と同様のLEDライト・AF補助光の橙LEDの他に、外部電源端子がつきます。
ニコン・キヤノンそれぞれ純正ストロボと同じ形状のコネクタですので、弊社パワーパックシリーズのほか、各社純正のストロボ用外部電源もお使いいただけます。

Img_0305_3 操作パネルもシンプルかつ見やすく仕上がっています。


今回は写真で少しご紹介しただけですが、近日中に正式発表できるかと思いますので、もう少しだけ…どうかお待ちくださいませ!!

(S)

2016年7月22日 (金)

夜景シンクロ撮影は難しい?

日中シンクロの記事はたびたびSNSでも繰り返しご紹介しているのですが、夜景シンクロの記事をずーっとアップしていなかったことに気づき、急遽更新することとなりました(汗

※撮影が冬場だったのでモデルさんが厚着しているのはご勘弁ください…


まず、日中シンクロと基本的な考え方は同じなのですが、露出を決める順序として

1.背景(自然光部分)の露出を決めてから
2.ストロボの置く位置を調整して
3.ストロボのパワーを決める

という3段階に分けると、大変理解がしやすいかと思います。

また暗い場所での撮影ですので、必然的にISO感度を高くして手持ちでブレない範囲で撮影するか、ISO感度を低く撮影したい場合は三脚を使って固定した上で撮影する、となります。
前者の場合はカメラの性能と自分がどこまで高感度のノイズを許容できるかを把握しておく必要があり、後者の場合は荷物が増えるという最大の欠点があります。


では撮影してみましょう!

撮影する際に、画作りを決める要素として「絞り」を優先することが多いと思います。
モデルさんの明るさは気にせず、ストロボをオフにして、絞り優先オートで露出補正をしながら、背景の夜景がきれいに写るよう調整をします。

今回は条件として「手持ち・50mm F1.4の単焦点レンズ」を使用しています。

1dx_98161/100 F2.8 ISO400 絞り優先オート

背景がまずまずの明るさになりました。

そうしたらここで、先ほどの撮影データをそのままマニュアルモードへコピーします!(ここ重要)
この場合は絞り優先オートで出た「1/100 F2.8 ISO400」という数値をそのまま設定します。こうすることで意図しない露出のブレを防ぐことができます。

次にストロボを適当な位置にスタンド立てで置き、スイッチを入れます。モデルとストロボの距離は変化が起こらないので、調整は意図しない光量のブレを防ぐため、TTLオートではなくマニュアル発光モードにするのが良いでしょう。

1dx_9817_2 1/100 F2.8 ISO400 マニュアルモード
Di700A+Air1・フラッシュベンダーXL使用(光量1/16)

適当な位置で適当な光量で焚きました。ちょっとライトが正面すぎる(この写真は正面30度くらい)のと、モデルさんがまだ暗いですね。ということでライトの位置と光量を調整します。

1dx_9818 1/100 F2.8 ISO400 マニュアルモード
Di700A+Air1・フラッシュベンダーXL使用(光量1/8)

ライトの位置をもう少しサイド(45度くらい)に移動し、光量を少し強くしました。これでちょうど良くなりましたね!

このように、夜景ポートレート撮影をする際には「背景の明るさを最初に決め、そのあとにストロボのパワーを調整する」という、2枚のレイヤーを重ねたような考え方をして、順番に整理しながら調整するとうまくいきます。

オート任せでも撮れなくはないのですが、自分の意図を反映させて撮ることはなかなか難しいです。かといって一気に背景とストロボとを考えると混乱しがちです。
焦らずに、ワンステップずつ調整していくことが大事です。ぜひみなさまもトライしてみてくださいませ!

1dx_9899 1/50 F2.0 ISO1600
Di700A(2台)+Air1・RoundFlash RING+RUGUEカラーフィルタ使用

(S)

2016年7月 7日 (木)

NASコマンダーの上位モデル「Air Pro(仮称)」開発中です!

いよいよ7月5日より発売開始しました「スピードライトi60A」、おかげさまで好調なスタートとなりました。

このi60Aの特徴のひとつに「すべての動作モードで調光ステップを1/3EVステップで調整可能」という点があります。しかし現在販売中のNASコマンダー「Air1」は、Di700Aに合わせた「TTLオート時は1/2EVステップ・マニュアル時は1EVステップ」という制限が付きます。

これじゃあi60Aの性能を生かせないじゃないか…とお思いの方、もちろん対応したものも準備してますよ!それがこの「Air Pro(仮称)」です。

2017年1月追記:正式名は「Air10s」に決定いたしました

Img_1482a

左が現在開発中の「Air Pro」 右は販売中のAir1

PHOTONEXT 2016にて参考出品という形で展示をしておりましたので、ご覧いただいた方も多いかもしれませんが、改めて比較写真を掲載します!

調光ステップが1/3EVになっただけでなく、A~Dまでの4グループ制御対応・個別設定ボタンで素早い調整が可能な点が特徴です。そして何やら謎のマークも…。

Img_1497こちらも左がAir Pro、右がAir1です。
サイズ的には大差はないことが分かります。

Img_1498サイドビューです。厚みが若干増えてますね。
ちなみにバッテリーはどちらも「単4形 x2本」となっています。

Img_1499正面からの画です。基本的には大差ありません。AF補助光の橙LEDも搭載しています。

Img_1504操作部の拡大図です。ダイヤルの直径はAir1より若干小さくなっていますが、操作性は確保されています。またダイヤル中央が十字キー+センターの5点スイッチがありますので、ダイヤル部は「まわす・押す・上下左右」の操作が可能になっています。

その他の特徴としては

・最大電波到達距離は30m (Air1と同じ)
・TTLモードで出た値をそのままマニュアル発光モードへコピーできる機能を搭載
・明るい屋外などでも見やすいLED表示パネルを採用

などがあります。

現在、弊社にあるものは”電源が入って操作ができる”というだけの、いわゆる「ホットモック」状態で、残念ながら電波も出ませんしペアリングも発光させることもできません。
詳細な仕様はまだこれからになりますが、年内には何らかの形でお知らせできるかな…といったところです。

少し先にはなりますが、どうかご期待頂ければと思います!!

※Air Proは開発中の仮称です

(S)

2016年7月 1日 (金)

i60A、まもなく発売です!

ずいぶん久々の更新になってしまいました…すみません。

毎週のようにワークショップやPHOTONEXTをはじめとしたイベントに追われていると、なかなか手が回りませんで…。


さて待ちに待った今回は、まもなく7月5日発売の「i60A」を取り上げたいと思います!!

ホームページ内のスペック表を見ていただければ仕様は分かると思いますので、こちらでは「実際サイズ感とかはどうなのよ?!」というギモンにお応えすべく、各モデルとの比較写真で紹介していきます☆


まずはニッシンストロボのソニー用製品の並びです。

Img_1451 左から「i40」「i60A」「Di700A」となっています。
こう見るとi40とi60Aの背の低さが非常に目立ちますネ。

Img_1450 こちらはサイドビューです。やはりズーム照射角が200mmまである関係上、i60Aのヘッドは長くなっています。

だいたいのサイズ感は掴めたかと思いますが「ニッシンストロボなんか手元にないよ…」というアナタのために、ちゃんとご用意してますヨ。

Img_1454 こちらは左から「i40」「i60A」、そしてソニー純正「HVL-F43M」の並びです。

Img_1453_2 同じくサイドビュー。やはり発光部の分だけ高さが違うことが分かります。

今度は4機種すべてを、上方向90度に向けて並べてみました。

Img_1459 左から「i40」「i60A」「ソニー HVL-F43M」「Di700A」です。
i40とi60Aは、上方向に向けた場合に発光部が本体部と一直線にはなりません。小型化を優先した為なのですがここがちょっと惜しいところ…。


せっかくなので、α6000に各ストロボを載せてみました。

Img_1455_2α6000+i40

Img_1456_2α6000+i60A

Img_1458_2α6000+Di700A

Img_1457_2α6000+HVL-F43M


それぞれに機能の違いもありますので一概に「どれが良い」とは言い切れませんが、なんとなくサイズ感はお分かりいただけたのではないでしょうか?

Img_1469i60Aは7月5日、まずはソニー用から発売開始です!

単品販売のみですので、ワイヤレスでご利用になりたい方は、別途必ず「Air1」をセットで購入してくださいませ。もちろんAir1経由でしたらソニー以外のカメラからも全機能使用できますよ!

ぜひともみなさまのお手元に1台、いかがでしょうか?

(S)

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