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2013年4月19日 (金)

プリ発光?いやカメラの設定です。

弊社のDi866シリーズや、リングフラッシュMF18で、しかもニコン製カメラでご利用の方で比較的よくあるお問い合わせ。

「ストロボで撮影するときのプリ発光を止める方法を教えてほしい」

今のデジタルカメラでは、撮影する際に「シャッターボタンを押した瞬間にプリ発光をして光量を測定し、瞬時に計算してすぐ本発光(撮影)をする」というステップを一瞬のうちに行っています。

ところがその説明をすると「いや違うんだ。撮影前にパパパパパッと何回か光ってしまってすぐ撮れないんだよ。」と。
実はそれ、ストロボのプリ発光ではなく”赤目軽減機能”の動作です。

ニッシン製・純正問わず、ストロボ側には赤目軽減モードなどの設定は一切ありませんので、カメラ側で赤目軽減がオンになっている場合のみ発生します。

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写真はD300の例ですが、赤矢印部に「目のマーク」が点いているのが分かりますでしょうか?
これが点いていると、赤目軽減のためにシャッターボタンを押した後に数回小光量で発光してから撮影となるため、すぐにシャッターが切れなくなります。

そもそも赤目(ストロボを焚いて撮影したときに人物の目が赤く映ってしまう)が起こるのは、ストロボの強い光が人間の目の中の網膜(血管が多い)まで届くために、それの反射によって目の中が赤く見えてしまうというのが理由です。
これを防ぐため、赤目軽減がオンになっていると、予め何度か強い光を出すことで人間の目の瞳孔を閉じさせて、結果目が赤く映りにくくするという仕組みになっています。

カメラで赤目軽減をオフにすれば全く問題なく撮影できますので、一度確認してみてくださいませ。

ちなみに、赤目軽減のオンオフの方法は機種によって異なりますので、カメラの取扱説明書をお読みいただくか、カメラメーカーのサポートへ聞いていただきますようお願いいたします。

2013年4月 2日 (火)

Di622はシュー交換できるんです。

長年ストロボを使用しているとどうしても起きてしまう「シューの割れ」。
修理に出すしかないのですが、どうにかならないものだろうか…と思ったことはないでしょうか?

弊社の「Di622」と「Di622 MARK2」の2機種だけは、ユーザー自身でシュー部分を交換して修理をすることが可能なのです!
もちろん、多少リスクはありますので万人向けではありませんが、ちょっとだけ安く修理することが可能です。
意外と知られていないようですので、今日はこっそりご紹介。

1,まずホットシュー部品をニッシンに注文します。(2,575円・送料込・FAX注文・代引のみ)
交換用ホットシュー注文用紙はこちらからダウンロードできます(PDF形式)

2,精密プラスドライバー(サイズ #0)を用意します。

3,底面のネジを4本外します。(これはしっかり欠けちゃってますね…)
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4,シューが外れると写真のようになっているので、黒い板状の紙を外します。
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5,紙は硬めですが、引っ張って引き出します。
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6,はい、取れました。
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7,シューとのコードはこの白いコネクタでつながっているので、これを外します。
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8,コネクタを外した状態。
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あとは逆の手順で新しいシューのコードを取り付けて組み立てればOK!
万一破損してしまった場合で腕に自信のある方は、チャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。

※該当以外のコードは外さないで下さい。指定以外のネジは外さないで下さい。内部の部品には触れないで下さい。故障・事故の原因となる場合がございます。
※ユーザー自身のシュー交換に起因するトラブルは一切の責任を負いかねます。

 

※追記(2013.9.11)

Di600もシュー部品は共通ですので、同様の方法で交換可能です。
またシュー部品はニッシンデジタル・ダイレクト高円寺店(ニッシンジャパン本社)へ直接来社でもご購入頂けます。
直接ご購入の場合は部品代(1,575円・税込)のみでお求めいただけます。

2013年3月12日 (火)

ホットシューの話(その2)

さて昨日はホットシューの規格についてでしたが、今度はストロボが発光する仕組みについてです。

ホットシュー中央の大きい端子がシンクロ信号を伝えているのですが、さてどうやって発光の信号を受けている?実はとっても単純なのです!

_mg_9935s

中央のシンクロ用ピン(赤丸部)と、シューの金属部分(緑の矢印部)に「ストロボ側から」電圧をかけているのです。
ストロボのシューが金属でない場合は、シューの根元に金属の板バネが入っていて、そこがカメラ側のシュー部分に触れるようになっています。

カメラでシャッターを切った時に、この2点間がカメラ内部でショートすることでストロボが発光するのです。単純!

現在の(AF一眼レフなどここ20年ほどの)ストロボは、カメラ内部も電子化されているので、この接点には10V以下(大半は5V以下)のごく低い電圧がかかるようになっています。
一方、マニュアルフォーカス時代では、単純にシャッターと連動してショートさせる機械機構が入っていればいいだけなので、ストロボからは200V~300Vくらいの高電圧がかかっているものも多く存在しています。

これらの高電圧がかかるストロボを現在のカメラに接続すると故障させてしまう可能性がありますので、古いストロボを使用する場合には十分注意してください。(現在販売中のストロボは各メーカーとも低電圧タイプですので、安心してご使用ください)

ちなみに、海外サイトですが、ストロボのシンクロ電圧一覧が掲載されているサイトがありますので、ちょっと参考にしてみるのもいいかもしれませんね。
Photo Strobe Trigger Voltages

2013年3月11日 (月)

ホットシューの話

クリップオンストロボを装着する時、みなさんが当たり前のように使用している「ホットシュー」

元々はアクセサリシュー(端子はない)として定義され、露出計・外付ファインダー・水準器などを装着して使用していましたが、のちに外部ストロボの連動用に信号ピンが中央(下写真の赤丸部)に1つ追加されて、「JIS B7101」として日本工業規格にも登録されて現在に至ります。

Img_8581s2

これはニコンのカメラですが、中央に大きな接点が1つ、周囲に小さな接点が合計3つついています。
ホットシューの形状と赤丸の中央の接点は「規格で決まっている」ので、実はどのメーカーのカメラでも全く同一なのです。

周囲にある小さな接点は、TTL信号やズームなど、より高度な調光をするための信号端子で、これは各メーカーで信号内容・端子位置と数が異なってくるので互換性がありません。

つまり、ニコンのカメラにキヤノン用のストロボを装着した場合、TTLオートでは動かないが「マニュアルか外部オートモードなら動作する」ということなのです!
個々に検証はとってはいませんが、規格物なので動作するはず…となります。

一方、こんなカメラもあります。
Img_8583s
オートフォーカス世代のミノルタ製カメラや、現在のソニー製一眼カメラで採用している独自形状のシューです。

こちらは規格物ではありませんから、そのままでは汎用品が装着できません。
市販の変換アダプタを併用すれば、一般的なJIS規格の形状↓へ変換も可能です。
Img_8584s
これで一般的な形状になりましたので、理論上は使用できるはず。

ただし、ソニーに限らず注意しなければならないのは、特にマニュアルフォーカス時代の古いストロボにはこの接点に非常に高い電圧がかかっているものがあるため、現代のデジタル一眼に装着すると故障させてしまうものがある点です。
また、全ての組み合わせで動作を保証している訳ではありませんから、動作しない(発光しない)可能性も十分にあります。

ソニーの場合は、純正で高電圧から保護する機構を持った変換アダプタが発売されていますので、そちらを併用したほうが安心でしょう。

2013年3月 4日 (月)

ワイヤレスセンサーの飽和

ストロボを「スレーブ」「ワイヤレスTTLリモート」にセットすると、マスターストロボからの発光をワイヤレスセンサーが受光して、同調できるようになります。

ワイヤレスセンサーは、Di866 MK IIやMG8000の場合にはNissin DIGITALのロゴの中に、Di622 MK IIの場合は、赤パネルの中にあります。

このセンサーに太陽の直射光や、強い光が差し込むと、スイッチが常時ONの状態となり、他の発光を受け付けられない状態になります。(写真)

_mg_9874_2

これはセンサーが飽和しているためです。

これを解消するためには、センサー部分に影を作る必要があります。

Di866 MK IIやMG8000のワイヤレスセンサーは高感度ですが、もし反応が良くないケースがあれば、「センサーの飽和状態」を解消すると改善出来る場合があります。また、「センサー受光角度」を調節しても改善する場合がありますので、お試しください。



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